エッセイ
第3部 鬱(うつ)の発病
 長男の家庭訪問で担任の先生から「アスペルガーの疑いがある」と告げられた頃から睡眠不足で悩まされた。
仕事に行ってもやる気が起きない。
だんだん仕事に行きたくなくなってきた。

私の仕事は午後2時までで幼稚園の降園時間に間に合うようにしていた。
子供が帰って来たときには必ず家に居てあげたいと早めに帰れる仕事を選んで2年程働いた。
仕事に対して全く不満はないのに私の体調はみるみる悪くなりとうとう婦人科を受診する事にした。

その日は仕事を休んで病院へ向かった。
内科が良かったかな、本当は自分の事なんかどうでもいいのに・・・
漠然と思った。
6月の蒸し暑い今にも雨が降り出しそうな空を見上げた。
空はどんより曇っている。
どこか共感出来た。
とぼとぼ歩いてやっと婦人科が入っているエレベーターに足を踏み入れてハッとした。
何階にあるのか分らなくなったのだ。
いつも簡単にボタンを押していた。
キョロキョロエレベーター内を見回してみると婦人科の案内の広告が貼ってあった。
6階だと解ってほっとした
→婦人科に着くとすぐに診察室に通された。
私が最近眠れない事、食欲がない事、物忘れがひどい事、仕事に身が入らない事を告げるとすぐに「うつ病です」と言われた。
この前からアスペルガ‐やらうつ病やら・・・ため息が出た。
薬を飲めば治るとの事だったのでかなり軽く考え、薬をもらって外に出た。
外は小雨が降っていた。
うつ病だってよ。
誰に言う事もなく1人で呟いた。
夫には一応報告しようと思って夫の携帯に電話した。
小雨に打たれながら「うつ病だって」
軽く言った。
「分った、詳しくは帰って話そう」
返事が返って来た。
雨に少しずつ濡らされていくアスファルトの匂いを大きく吸い込んだ。
中途半端な雨め、思い切り降って来い。
私は空を睨みつけた。
→自宅に帰って食事の支度をし、処方された薬を飲んだ。
本当は食事を作るのもきつくてたまらなかったけれど気力で頑張った。
その時私は自分の気力が底をついているとは解っていなかった。
その日の夜遅く夫が帰って来た。
「うつ病って?」
夫はうつ病をあまり知らないようだった。
「さぁ、私も解らない。薬飲んだら治るんじゃない?」
「そうか」
ほっとしたようで夕飯を食べ始めた。
その時私と夫はうつ病の恐さ、長男との闘い、数々の試練が待ち受けているとは考えてもいなかった。
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